昭和のまま時間が止まったような商店街を南に抜けてすぐ、清洲橋通りに面したマンションの4階に、去年8月にオープンしたばかりなのが『女装図書館』。昔ながらの秘密めいた女装クラブでもなければ、もちろん風俗でもない。若い世代の女装子(じょそこ)、男の娘(こ)たちがもっとオープンに、気軽に集まって遊ぶためのしゃべり場、ベースキャンプなのだ。
女装をする人が、気軽に使える居場所。
女装して本を読んだり、
勉強したり、お話したり、
ただ、ぼーっとしたり。
じっとするのが苦手な子は
待ち合わせして、お出かけしたりも。
様々な人・もの・情報が集まる図書館という施設を
女装する人たちのためにつくりたいと考えました。
(公式ウェブサイトより)
図書館の司書、と呼ぶにはずいぶんラブリーな辰木ひかるさんに、お話をうかがってみた。