『手切れ金』はこんなふうに始まります・・・
あんたが出て行くのを とめる気はさらさらないよ
後追いをするほど かわいがられた覚えもないし
あんたあたしの目の前で ほかのオンナ抱いて見せた
あの雨の夜あたしは 傘も持たず飛び出して
どこをどう歩いたのか 知らないが
ずぶぬれの体のまま
道に倒れちまってさ クルマにどろみずひっかけられて
バカヤロウ! 死んでもいいのかってどなられたっけ
ちなみに作詞・作曲とも本人です! こういう凄みのある歌詞って、いまはもうJ-POPにも期待できないし、演歌もダメだし、だれが書いて、だれが歌ってくれるのでしょうか。『手切れ金』が発表された1979年より、2011年のいまのほうが音楽ビジネスの規模ははるかに大きいのに、なんか不毛ですよねぇ。暗黒歌謡界の新星、いでよ!
大友裕子の熱い非公認ファンサイト:
http://www001.upp.so-net.ne.jp/kurobuta/yuko/yuko-index.html