店のカウンターに置いてあると、つい手に取ってしまう『銀座百点』。聞いてみたら昭和30年創刊だそうで、すごい長寿雑誌というか、フリーペーパーの元祖なんですね。
銀座百店会という、銀座の老舗が集まってできた組合の会報誌である『銀座百点』、およそ僕なんかとは関係のない、グッドテイストな雑誌だと思っていたら、なんとこないだ座談会に呼ばれてしまい、それもテーマが『達人のカラオケ文化論』、それも座談のお相手がアナウンサーの鈴木史朗さんと、藤原新也さん! まるで格の違うおふたり相手に、僕なんかがなにをしゃべればいいんでしょう・・・という感じでしたが、予想外に楽しい座談になって、それが今月号に掲載されています。
鈴木史朗さんは歌謡番組の司会を長く務め、ご自分でCDも出されているほどの歌自慢。藤原新也さんのほうも、作風とはぜんぜんちがいますが(笑)、実はすばらしい歌上手。松田聖子とか歌わせたら、絶品です。そういうカラオケ通の(僕だけちがいますが)オヤジ談義、ご笑覧ください。『銀座百点』は、銀座のお店でけっこう見つかりますが、探せなかったひとは編集部のウェブサイトがあるので、お問い合わせを。雑誌を置いてある百店会のマップも載ってます。