2011年9月15日木曜日

見世物小屋絵看板展示@サディスティックサーカス

銀座でいちばん異端の画廊、ヴァニラ・ギャラリー。知ってるひとは知っている、その特異なラインナップは、このブログの読者諸氏にもファンが多いはず。

そのヴァニラ・ギャラリーが主催する『サディスティックサーカス』は、ボンデージに切腹ショー、ストリップにフリークスミュージカルまで、古き良き見世物スピリットを現在形に甦らせた、狂乱のページェントであります。



くるくるシルク......炎!跳!廻!驚異の男衆、本物のサーカス曲芸団! 
フープラバーズ......魅惑のボンデージ娘達のフラフープダンスショー!
月蝕歌劇団......暗黒の宝塚、歌と踊りの前衛的アングラ見世物小屋!
浅草駒太夫......愛されて半世紀超え、昭和からの伝説ストリッパー!
森繁哉+生命舞踏研究館......霊山出羽三山の最高位の山伏達が行脚!
  荒行で鍛えた声明をバックに舞う、死者への鎮魂と生命肯定の祈り!
早乙女宏美......地獄の切腹無惨「浄瑠璃・葛の葉」ハラキリショー!
ゴキブリコンビナート......歌劇仕立てフリークスミュージカル劇団!
龍崎飛鳥 with Solo.......京都より伝説の女王降臨す!禁断の緊縛!
花電車・乱......色町の伝統芸を引き継ぐ、高度な連続秘技の花弁技!
真珠子......異次元へ誘うアニメ紙芝居活弁の巫女トランス的多幸感!


(公式サイトより http://www.sadistic-circus.com/

どう、ラインナップ見てるだけで、ウズいてきませんか。で、今年のサディスティックサーカスは、来る10月2日に麻布十番で開催されますが、その機会に僕の手元にある見世物小屋の絵看板を4点、展示できることになりました。在りし日の見世物小屋の空気感をひしひしと伝える、貴重な作品群です。


大きなものでは幅8メートル近くになる大作も出品。昨年の広島市現代美術館での展示でご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、この機会にぜひ、また間近で鑑賞してください。このあと当分、倉庫から出せるチャンスはないと思われるので。僕ももちろん行きますので、会場でお会いしましょう!

広島での展示風景