2010年1月1日金曜日

ブログ読者のみなさまへ、新年のご挨拶



2009年6月から始まった『roadside diaries』、みなさまのご支援のおかげで、毎週更新のペースを死守しつつ、無事に一年を終わることができました。ご愛読、ありがとうございました!

2009年にはアスペクトから『秘宝館』、洋泉社から『現代美術場外乱闘』、『デザイン豚よ木に登れ』、彰国社から『Showa Style』、筑摩書房から『珍世界紀行ヨーロッパ編 文庫版』という、実に節操のないラインナップの新刊を出すことができました。ウェブ・マガジンの連載も廣済堂の『東京スナック魅酒乱』、平凡社の『演歌よ今夜も有難う』、筑摩書房の『東京右半分』と3つも重なり、たいへん忙しく楽しい一年でした。

2010年には『東京スナック魅酒乱』の単行本が2月に、『珍世界紀行アメリカ編』が5月に、どちらも約800ページの分厚い新刊となって発売予定です。同じく2月には恵比寿の東京写真美術館でグループ展、5月には広島現代美術館で個展が開かれます。そして、お待たせしている蔵書売り払いプロジェクト『e-Hondana』も、1月15日にはようやく開店いたします。それぞれ詳細はこのブログで逐一お知らせしますので、昨年同様、ご愛読いただければさいわいです。

世の中、あいかわらず不況、不況の大合唱で、出版業界はいい話ゼロ、スナックも閉店が相次ぐようです。こういう時代だからこそ、「でも、やるんだよ!」(ⓒ根本敬)のスピリットで、ひとの言うこといっさい聞かずに、自分だけに見えてる道を爆走する人間が、いちばんハッピーでいられる気がしてなりません。

たいへんで、たぶんイヤなこともたくさんありそうなこれからの一年間を、みなさまが、そして僕自身も、なんとかポジティブな気持ちで過ごせますように!

都築響一

新春・第1弾のブログは1月6日更新です。