2009年9月9日水曜日

今週のマスト・バイ:『楽しいお酒』猫目三周年記念文集


いつもお世話になっている新宿五丁目のバー・猫目。ご存じの方も多いと思いますが、文芸出版関係には絶大な人気を誇る、若き美人ママ・瀬尾佳菜子さんのお店です。

このほど猫目が開店3周年を迎え、記念に文集を作りました。編集の大役を引き受けたのですが、とにかく執筆陣が豪華絢爛! インド哲学者の松山俊太郎さんをはじめとして(松山さんの手書き原稿が、そのままスキャン掲載されてます!)、康芳夫、篠原勝之、いしいしんじ、渚ようこ、鈴木理策、秋山道男、湯浅学、大竹伸朗、南伸坊、青山真治、林静一などなど、総勢40名もの、そうそうたる常連さんたちが文章や絵、写真作品を寄稿してくれてます。これだけの人たちの原稿を、締め切りまでに集めることを考えただけで、気が遠くなりますが・・・どんな敏腕編集者もかなわない、ママの人脈。すごいですねー、ほんとに!


デザインは、こないだ僕の『秘宝館』をデザインしてくれた芥陽子さん。裏表紙には手描き(涙)のバーコードまで入ってたりして、かわいらしいです。


サイズはB5版、全88ページ、しかも定価ゼロ円、つまりタダ! もったいなさすぎますが、この文集はいつも来てくれるお客様への贈答用、市販されておりません。でも猫目に来てもらって、すごくたくさん飲んだりして、ママの機嫌が良かったりすると、わけていただけるかも。レア・ブック・マニアのみなさま、セサミンか酒豪伝説など服用の上、チャレンジしてみてください!

(バー猫目は新宿5丁目、伊勢丹パークシティ裏、医大通りに面したビルの地下です)