
連日熱戦が繰り広げられてるバンクーバー・オリンピック。クリスタル・ジャパン、残念だったですねー(涙)。というか、どうでもいい番組は全部やめて、ちゃんと全種目、全試合中継してもらいたいもんです(怒)。
で、バンクーバーでは会場の外で連日連夜、記念コンサートが行われているらしく、22日の月曜日には、なんとDEVOが登場! 当然ながら日本のテレビ局は完全無視でしたが、すでにyoutubeにたくさん動画がアップされてます。
懐かしすぎますねー。だって結成から、もうすぐ40年ですから!
いまどきのヤングは「ディーヴォ、だれそれ?」って感じでしょうが、オハイオ州アクロンというド田舎から突然登場した彼らは、パンク以降の音楽シーンを決定づけた、超重要バンドでした。1978年の実質的なデビュー・アルバム『Q:Are We Not Men? A:We Are DEVO! 』(邦題:『退廃的美学論』)は、いま聴いても最高にクールです。しかしこのアルバムを含め、このころのブライアン・イーノのプロデュースは、全作品が傑作ですね。
DEVOは1979年と80年に来日公演していて、80年に来たときは、いまは亡き新宿ツバキハウスと、六本木のディスコ(名前は忘れた)でシークレット・ライブを敢行しました。僕は六本木でダンスフロアの床に体育座りして見てたんですが、とにかく目の前であの、伝説的な黄色い手袋着用ギター・プレイを見れただけで感涙。
youtubeの映像を見ていると、40年近いブランクはぜんぜん感じられないプレイぶりで、目頭熱くなります。できるならばこういうふうに、ワンパターンで押しまくって40年、気がついたらとっくに年金もらえる歳だった、みたいなKY老人になりたいものです!







アメリカに数あるプロ・スポーツのうちでも、プロレスは微妙な位置にある。選手の学歴を見ても、大学を出ていないと実質的にプロに入りにくい、フットボールやバスケットボールがまず頂点にあって、野球やホッケーがそれに続き……ピラミッドの最底辺に位置するのがプロレスだ。観客の知的レベルも、選手の知的レベルに比例する……とは言わないが、アメリカのプロ・スポーツ界でプロレスはいまも昔も差別待遇を強いられてきた。
日本でもここ数年、WWE(もともとWWFという団体名だったが、同名称の世界自然保護基金に訴えられて改名)が来日興行したり、ケーブルテレビで放映があったりして、日本の団体とはひと味ちがう試合のスタイルや観客の熱狂ぶりに、ファンになったひとも少なくないだろう。しかし日本でもメジャーな団体の陰に無数のインディーズ団体があるように、アメリカにもWWE、TNAなどの超メジャー団体とは一線を画す、数多くのインディーズ団体が全米各地で細々と生き延び、血と汗と涙を流している。そういう、日本にいてはなかなか知ることのできないアメリカン・インディーズ・プロレスのDVDや各種グッズを専門に扱うネットショップが<フリーバーズ>だ。





























