2011年4月27日水曜日

(『HELL』以外に)連休中に行きたい展覧会!

いつでも行けると思ってるうちに、気がつけば終わってしまっているのが、オトコの性力と展覧会というもの。連休中に、まとめてコナしたいものです。

僕が行かなきゃ!と思ってるのがこのふたつ(大阪市美の歌川国芳展も行きたいですけどねえ・・あともちろん、先週書いたヘンリー・ダーガー展もマストです!)。

アール・ブリュット・ジャポネ展@埼玉県立近代美術館



2010年にパリで開催されて話題となった、日本のアウトサイダー・アート作家たちを集めた大規模な展覧会の「凱旋展」。総勢63名! 展示作品数600点以上! おなじみの作家も、見たことなかった作家も、これを見ればとりあえず、現在の日本のアウトサイダー・アート界が概観できます。興味ある方は、ぜったい行かないとまずいかも。5月1日にはパリ展のドキュメンタリー・フィルムも上映されるそうなので、要チェックです。

しかし埼玉近美では、このあとの展覧会が、こないだまで神奈川近美葉山館で開催されていた『エル・アナツイ』。ほんとに、いまやおもしろい展覧会は地方の美術館ばっかりです!


昭和エロ劇画クロニカル@ヴァニラ画廊

こちらもアウトサイダーと言えばまさしくアウトサイダー。1970年代から現在まで活躍する、”三流エロ劇画誌”の誌面を飾った、偉大なアーティストたちの仕事を俯瞰する、すばらしく興味深い展覧会です。



あがた有為、石井まさみ、榊まさる、ダーティ・松本、つか絵夢子、つつみ進、冨田茂、中島史雄、羽中ルイ、早見純、間宮青児・・・綺羅星のように暗黒星雲に輝く、その名前を見るだけで、遠い目になってしまう諸君! 4月30日までなので、急いで行くべし。18歳未満入場禁止だそうなので、大志を抱く少年少女は、いろいろ工夫していってくださいね。