2010年10月6日水曜日

週刊朝日:京都府庁のマネキンさま

こないだのブログでちょっとだけお伝えした、京都府庁広報課に導入された「ペルソナ」という名のマネキンたち。どうしてもこの目で見てみたかったので、週刊朝日で取材しました。今週号に、その記事が載ってます(うしろのほうのグラビアページ)。


ここは京都府庁広報課。パソコンに集中するスタッフを見おろすように、じっと動かない女性の上半身。彼女(マネキンのほう)の名前は人見知子(ひとみ・しりこ)。亀岡市に住む32歳の主婦。性格は協調性があるが人見知り。趣味はガーデニング、オークション・・。なんだか不条理演劇の舞台みたいだが、これ、実は本気(マジ)。よりよい広報活動のための、新しい取り組みだ。




この7月に最初の3体が導入され、翌8月にお友達が2体増えて、いまでは計5体(人)が広報課のデスクに勢揃い。京都府庁のウェブサイトはペルソナ導入以来、すでにアクセス数もぐっとアップしたそう。しかし毎日、朝から晩までマネキンに見おろされながら仕事するのって、どうなんでしょう。「慣れるもんですよ」といいながら、ちょちょっとシャツのシワを直したりする手つきには、そこはかとない愛情すら感じられましたが。
(本文より抜粋)