2010年7月8日木曜日

浅草トライバルヴィレッジにて、「かいば屋」展開催中!

新しい浅草のリーダー役でもあるトライバルヴィレッジで、今週から珍しい展示が始まっています。

この6月に閉店した、「かいば屋」という伝説的な居酒屋がありました。



1975年 かいば屋創業
店名を名づけたのは作家野坂昭如氏。野坂氏の秘書をやっていたという競馬好きの亡き先代熊谷幸吉氏。競争馬は高いが、餌の飼葉くらいはという気持ちでつけたということ。先代が亡くなってからは、女将がかいば屋を守り続けました。
常連には作家の野坂昭如氏はもちろん、黒田征太郎、吉村平吉、田中小実昌、殿山泰司、北野武、をはじめ浅草の文化人も多くファンを持つ。(公式サイトより)



この、かいば屋の壁を飾っていた、数々の常連さんたちによる色紙や作品が、これから8月までのあいだだけ、トライバルヴィレッジで展示されます。この機会を逃すと、おそらく二度と見られない貴重な品々ばかり。しかも! そのかいば屋さんの女将・熊谷さんが、これから毎週月曜日、トライバルのお店に出るそう! 週にいちどのかいば屋ナイトというわけですね。

日本の文壇・画壇のいちばんよかった時代の逸話をうかがいながら、名物の「ノニハイ」をすすってみるのはいかが。詳しいストーリーは今週金曜日にアップする『東京右半分』で書かせてもらいますが、まずはお店のサイトをチェック。あれほど伝説的なお店の女将なのに、熊谷さんはすばらしく優しい女性です。