60年代のブリティッシュ・ポップ・アート・シーンの重要人物であったジョー・ティルソンの息子であり、自身ユニークなアートワーク、またグラフィック・デザイナーとしても知られ、さらにはベストセラーのクックブックを出すほど料理に造詣も深い、ジェイク・ティルソンという男がいます。ちなみに奥様は、日本でもファンが多い陶芸家のジェニファー・リーです。
長いつきあいなのですが、彼が「イギリス人もイールパイとか、鰻を食べるだろ。イギリスにイーリーっていう、鰻のイールから名を取った田舎町があるの知ってるか」と言い出したのが、きっかけでした。
イーリーには毎年、鰻祭りというか、イール・フェスティバルなんてのがあるそうですが、なにかイギリスと日本で鰻をテーマにした作品をお互い作って、いっしょに展覧会やったらおもしろいかも、とか言っていたのが、実現しちゃったわけです。
ジェイクはこのために何度も東京に来て、築地に通いつめたりしたあげく、ロンドンで鰻をモチーフにした大小さまざまな作品を作り上げました。僕のほうは、予算不足のため(涙)、大したことはできなかったのですが、埼玉県にある鰻を供養するお寺に行って、「鰻絵馬」を撮影したりしました。展覧会では、鹿児島池田湖の「世界最大の鰻」とか、長崎の「ウナギアート館」とか、徳島にあった「鰻展示館イーランド」の写真とかをプリントして、ささやかながら展示しています。
展覧会場となっているウォッピング・プロジェクトは、イーストエンドにある、もとは水力発電所だった巨大建造物で、建築を見学するだけでも行く価値ありです。
期間は8月23日まで。そのあと、「鰻町」イーリーに移って、10月4日まで開催されます。この夏、ロンドンに行く予定のある方は、ぜひスケジュールに加えてください!
http://www.jaketilson.com/eels/
長いつきあいなのですが、彼が「イギリス人もイールパイとか、鰻を食べるだろ。イギリスにイーリーっていう、鰻のイールから名を取った田舎町があるの知ってるか」と言い出したのが、きっかけでした。
イーリーには毎年、鰻祭りというか、イール・フェスティバルなんてのがあるそうですが、なにかイギリスと日本で鰻をテーマにした作品をお互い作って、いっしょに展覧会やったらおもしろいかも、とか言っていたのが、実現しちゃったわけです。
ジェイクはこのために何度も東京に来て、築地に通いつめたりしたあげく、ロンドンで鰻をモチーフにした大小さまざまな作品を作り上げました。僕のほうは、予算不足のため(涙)、大したことはできなかったのですが、埼玉県にある鰻を供養するお寺に行って、「鰻絵馬」を撮影したりしました。展覧会では、鹿児島池田湖の「世界最大の鰻」とか、長崎の「ウナギアート館」とか、徳島にあった「鰻展示館イーランド」の写真とかをプリントして、ささやかながら展示しています。
展覧会場となっているウォッピング・プロジェクトは、イーストエンドにある、もとは水力発電所だった巨大建造物で、建築を見学するだけでも行く価値ありです。
期間は8月23日まで。そのあと、「鰻町」イーリーに移って、10月4日まで開催されます。この夏、ロンドンに行く予定のある方は、ぜひスケジュールに加えてください!
http://www.jaketilson.com/eels/