中野ブロードウェーの裏通り。古びたアパートふう建築の2階に、<昭和倶楽部>というネオンが光っている。一見、懐メロ歌謡スナック。しかし一歩中に踏み入れてみれば、そこは極小のEIKICHI YAZAWA ワールドなのだった。
壁には巨大な壁画。あちこちに光るネオン。ポスター。入口脇にはトレードマークの白テープ巻きマイクスタンド。モニターに映るのも、もちろん矢沢。そしてカウンターに立つのも矢沢、じゃないがすごく矢沢似の、クールなマスター。ここは矢沢好きによる、矢沢好きのための、矢沢に捧げられたスナックなのだ。
店は2008年3月に開店、まだ1年半足らずだけれど、これまでに辿ってきた半生には、なかなかロックな苦難の道のりがあったマスター。その七転び八起き人生を、約1万8000字の超ロング・インタビューで堪能してください!