2010年3月3日水曜日

こんなクラシック・コンサートなら!

http://www.youtube.com/watch?v=VS1tRoCAr-Q


友人から教えてもらった動画です。シモンボリバル・ユース・オーケストラというのは、ベネズエラのカラカスを拠点に活動する、若年貧困層の更正活動の一環。ストリート・チルドレン、麻薬売買や強盗に手を染めていた若者たちを更正させたり、子どもたちを放課後に音楽活動に誘うことで非行から守るために、設立されたそうです(Wikiより)。


バーンスタインの「マンボ」でのノリもすごいけど、音の厚みもすごい! ふつうオーケストラって、50人ぐらいだと思うけど、ここんちはステージに200人ぐらい出ちゃうそう。それで踊りながら演奏して、しかも音がビシッと決まってるんだから、最高です。指揮のグスターボ・ドゥダメルもかっこいいし。ぜんぜん知らなかったけど、2008年にはマルタ・アルゲリッチをピアノのゲストに迎えて(!)、来日してたそう。悔しい・・。


クラシックというと、とかく裕福な環境で育つものという先入観があるけれど、こういうのが現在進行形のクラシック音楽なのかもしれない。勇気が出ますよ!