ボブ・ディラン、行きましたか。もう感涙でしたねー。ディランって、いま68歳ですよ! それで、45年前の超名曲を、まったく新しいアレンジでいまやろうという、その心意気! バンドも最高! 渋いオトナっていうのは、こういうひとたちのことを言うんだろうなーと感激して、家に帰ってみると、宅急便が。開けてみればなんと、根本敬先生が1996年に発表した怪作『さむくないかい』のDVDが入ってました! しかも、
特殊漫画家・根本敬の初監督作品にして、今なお日本映画史においてハッテンバ(トイレ)の様に臭覚を刺激し続けてやまない入手困難なる映像『さむくないかい』が、21世紀初のパートカラー作品として鮮やかに甦る。
また、本編と対を成すディスク2は、映像と音を駆使して即興演奏を行うユダヤジャズこと相馬大による『さむくないかい』2010年2月7日自宅MEGAMIXライブ作品『しおサイケデリック』を収録。(公式サイトより)
という充実ぶり。アップリンクも、よく出しましたねー。それで、「いまこれ見始めたら原稿書けないなあ」とか思いながらジャケットを眺めていたら、ビデオ発売時には気がつかなかった(なかった?)英語タイトルを発見。それが「HOW DOES IT FEEL?」なんです。もちろん、ボブ・ディランの『ライク・ア・ローリングストーン』のあまりにもよく知られた一節ですが、「さむくないかい」が「ハウ・ダズ・イット・フィール」。やっぱり根本先生はセンス最高です!