2010年9月8日水曜日

西ノ宮佳代展:「大慶ー蓬莱郷」18日(土)まで!

東京芸大博士課程で壁画の研究にいそしみつつ、モザイクという昔懐かしい技法で風変わりな立体を作っているアーティスト、西ノ宮佳代さん。六本木ギャラリー・アート・アンリミテッドでの1年ぶりの個展が、いま開催中です。



僕が彼女の作品を初めて見たのはたしか去年、東京都現代美術館で池田亮司展を観に行ったときに、同時開催されていた『トーキョーワンダーウォール公募2009入選作品展』に偶然足を踏み入れ、あまりにもどうしようもなくつまらない作品ばかりが並ぶ中で、ひとつだけすごくおもしろかったのが彼女の大きな作品だったと覚えています。

説明してどうこう、という作風ではないし、写真ではモザイク特有の物質感が伝わりにくいので、ぜひ会場に足を運んで、かわいらしくユーモラスな新作群を目で味わってください!